旭川愛に溢れるオーナーの海老子川さんは、大正14年に建てられた現店舗が、前身の常盤商店の閉店により解体されると聞き、100年の歴史ある建物をなんとしても残して利用したい!とカフェを開業する流れとなったそうだ。 旭川のシンボルである旭橋の魅力を知ってもらい、観光資源として市民の心の拠り所としていきたいという思いから、旭橋をモチーフにした焼き型を使い、手作りのデニッシュで北海道産の食材を包んだ「ときわ焼き」が看板メニュー。【「和」がままなひとときを。】をキャッチコピーとして、美味しいおやつを提供することでお客様が明るい気持ちになってほしいという思いがつまっている。
街づくりの一環として、地元の老舗企業の食材を使いたいと、福居製餡所の餡と旧吉川園の抹茶を使ったコラボドリンクをメニュー化したことも、旭川を元気にしたい思いから生まれた発想だったそうだ。
開業時の苦労としては、サラリーマンとしての感覚と経営者1年生があびる環境の変化、考え方のスイッチについて、かなり勉強してきたそうだ。 これから始める方には、飲食店は街づくりなので街を元気にする気持ちでやってほしいとエールを贈る。
旭川を奇跡の街だと心から愛しているからこそ、旭川の観光スポットとなり、街を元気にすることで、冬季オリンピックを旭川で開催するのが夢だと、熱く語る。