元々1200店舗を展開する東京の外食企業に2010年2月まで勤務。取り組みに対して自由度の高い社風のもと、現場から始め最終的には居酒屋業態15店舗のマネジメントを任される程の経験を積んだ。友人の紹介もあり良い物件との出会いから独立を決意し、帰郷。平成22年に“焼鳥倶楽部ふとっぱらや”を開いた。お店のコンセプトは店名のイメージ通り“商品価格・サービス”に対して、大胆で型破りなスタイルを目指し、お客様のコストに対するパフォーマンスを上げることで“バリュー”を感じていただけるお店作りで他店との差別化を図ってきたそうだ。開業当初は東京の最先端のメニュー構成としたところ、味の嗜好が全く違う土地柄に戸惑う場面もあったが、徹底したお客様への聞き込みを行い味を改良し、地域に合った新メニューを出し続けたそうだ。繁盛継続の秘訣は、20年後継続できる店を目指し、そのために今何をやるべきかを問い続け実行すること。経営理念は「親切実意」で2度とないその日を精一杯のおもてなしでお客様をお迎えすることだそうだ。これから飲食店を始められる方へは“笑顔を大切にして、誰もやらない事を目指して欲しい”とエールを贈る、今後は多店舗化も視野に入れ、食を通じて地域の活性化や、食の安心安全への取り組みにも積極的に参加し、20年後の36街の発展にも貢献していく。