製麺会社に勤務し、すべて道産小麦を使用する麺の販売担当になる。物産展等を通じ本州では高い評価を受けるが地元北海道でこそ評価されるべきという想いから独立、自分が好きで販売していた麺をさらに研究しラーメン店を札幌で開業する。しょうゆ味のみ1杯500円を中心としたメニューは気軽に誰でも食べれる価格帯として提供する。その他の素材もできる限り北海道産材を中心に提供している。その追求は地元深川で畑を持ち「1年を通じ自分が収穫したものを必ず一つはお客様へ提供する」というこだわりに発展する。開業当初からお客様だけではなく取引業者にいたるまで「どんな店主やスタッフがお店を運営しているか」を知ってもらうため一人一人とのコミュニケーションを大切にしている。そこから気づいた良い事も悪い事も「まずやってみる」ことにしている。行列店になった今もその姿勢は変わらない。今後も食を通じ「ローカル(地方)」こそ、もっと評価されるべきという想いと、人とのつながりを大切にし背伸びせずやっていく。