先輩経営者からのメッセージ

東京都の先輩経営者

長岡 亮太

米は日本人のソウルフード!炊きたての米の香りと美味しさ、米を中心とした食文化の素晴らしさを伝えて行きたい!

長岡 亮太カフェ、バー(2011年開業)

「米」の漢字をわけると八・十・八とも読める。88CAFE&BAR(エイティエイトカフェ&バー)は日本人のソウルフードである米を中心として、炊きたての国産米の香りや美味しさをお客様に感じて頂きたいという想いからつくられた。

長岡氏が飲食店の開業を志したのは小・中学生の頃所属していたボーイスカウトのキャンプで、食事を人に提供する楽しさと喜びを感じたのがきっかけだったという。その後独立開業の想いを抱きながら、飲食店舗を複数展開する企業で店舗の運営からマネージメントを経験し、その実績が認められ本部の経理・財務から営業企画に至るまで経営に必要な経験を積んだという。開業に至ったきっかけは、当時新業態開発のリーダーとして、プロジェクトを進めていた時に、本体の会社から飲食部門の売却が、他に行なわれる事が決定されたことだった。

「当時社内ベンチャーとしてFC展開可能な、ライスヌードルの業態の立ち上げに関わっていました。ベトナムのフォーを中心に、ヘルシーさと日本の米を活かしたいそして単品商売が可能であることを考えてコンセプトを考えました。」「会社の飲食部門の売却もあり、そのタイミングで事業を引き継ぎ開業を決意しました。」そう当時を振り返る。

店のウリは「炊きたての米」だ。独自の仕入れルートから全国47都道府県の米を仕入れる事が出来る。季節や出来を見ながら厳選した米を常時4~5種類メニューに載せ入れ替えながら提供している。オーダーが入ってから1人前の米を丁寧に専用鍋で炊き上げる。炊き込みご飯や特許製法で作られた米粉麺の各種メニューも人気が高い。カフェのサイドメニューも米をコンセプトに考えられている。「国産米の美味しさと米の炊きたての香りを感じて頂きたい。日本人で良かったと幸せを感じて頂ければ嬉しいです。」そう長岡氏は語る。

現在は高円寺の直営店と荻窪のFC店舗の2店舗でブランド展開している。今後も店舗展開を進めながら、日本独自の米食文化の素晴らしさを伝えて行きたいとのことだ。

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