創業23年の老舗焼肉店を平成18年に引き継ぎ社長就任。先代が大事にしていた事は残しつつも自らの思いを形にしている。就任時は正直売上は芳しくなく回復に自ら先頭に立ちキャンペーンやPOP作成も行い客数・売上の増加を成し遂げる。常に自店や業界を客観視しており、ただの良い肉を並べても差別化は計れない事からオリジナル商品である“さとうの牛たん”を販売。当時、焼肉は赤みが良く、霜降りなどが良しとされていたが“さとうの牛たん”は漬け込みを行う為色味は正直良くない。否定的な意見もあったが味は格別な為現在では必ず注文される看板メニューに育った。継続の秘訣は“無理はしない”ことで、無理はトラブルしか生まない為、店舗オペレーションにも反映させ従業員同士のコンビネーションが良くなり結果お客様の事をしっかり見れる接客ができており離職率も低い。今後は足場固めを目標に改めて人財育成に力を入れていく考えだそうだ。常に次も来店したくなる仕掛けを行い、お客様を飽きさせない店作りに励んでいる。