長く飲食業界で働き、多くの社長のもとで学び腕を振るってきた。いつしか自分にもできるかもしれないと考えるようになり平成25年に独立を決意した。お店のコンセプトは、自分の料理を愛して下さる方々が集う“こだわらないのがこだわり”のお店だそうだ。要するに、お客様の要望に応える為には、ジャンルや、素材、提供方法などにこだわらず、集まってくれた方に「美味しいと言ってもらえることが全て!」との考えだ。看板メニューは敢えて作らず、ごはん一口、味噌汁一口食べてもらえば分って頂けるほどの品質を追求している。開業時は、知識・人脈が乏しく、施工業者の欠陥工事に悩まされたが、自分のキャラクターを受け入れてくださった多くのファンの方々に支えられて継続してこられたとの事。経営者として一番大事にしているのは、来店されたどんなお客様も「ごちそうさま!美味しかったまた来るよ。」と言ってもらえるようにすることだそうだ。今後は、ファンの方々により愛して頂くための移転も視野に現場に立ち続ける。これから始められる方には、「敢えて言わせてもらうなら、基本的にはやめた方がいいと思う、ただそれでも始めたいのであればお金を貯めてから、他にない個性・オリジナリティーを研き、最低限度業者には相見積をとること!」とエールを贈る。