元々大手チェーンの飲食店でのアルバイト経験があり、さらに食品卸会社で営業マンとして真面目に勤めていたことで多くの飲食店を見てきたことを活かして40歳の節目を目前に控え独立したいとの思いから開業を決意し、知識経験を補うためにフランチャイズ加盟を検討した。結果、未だ北海道に出店していないカフェ形態の「町家カフェ太郎茶屋鎌倉」と出逢い北区での物件を見つけ、平成27年5月に開店。本わらび粉を贅沢に使用した“わらびもち”が自慢の和風カフェで、近隣の住宅地の方々と、百合が原公園に来園する人が通うお店を目指した。開業時は春で季節的な良さもあって多くの客様の支持をいただき賑わいをつくることが出来ましたが、今後の課題はいかに冬の集客を頑張るのか?と知恵を絞っている。経営理念は“お客様に喜んでもらい、その喜びを利益に変える”ことだそうだ。今後は業種業態に関わらず多店舗展開を目指している。後輩経営者に対しては、「色々なことが壁となって表れるが、苦しい中でも必ず助けてくれる人が現れるので諦めずに頑張って欲しい」とエールを贈る。