学生時代から、飲食店で勤めていた。当時から、35歳頃には、自分の店を持ちたいと目標を定め、飲食店全般にわたる修業も積み、運営に関わる知識・人脈・技術の習得に励み、以来飲食店一筋で働いてきた。役員として務めていた会社で、多くの店舗展開を経験し、実績を積む。2002年、自ら関わり、立ち上げたお店を、種々の事情により全て引き受ける形で独立する。その後赤字続きで、ドン底だと思っていた時に『人に相談する事の大切さ』を知り、 多くの友人、取引先、すすきの関係者、お客様に助けられ 2005年に「かけはし」をOPENした。お店作りのコンセプトは、文字通り、農家さん、漁師さん、酒蔵さんの思いをお客様に伝える“かけはし”となるお店として、食材の旬を大切にし、当時では珍しかった本格焼酎・こだわりの日本酒を数多く取り揃えた、“本物”を提供するお店だ。“最後に選ばれるものは何なのか?”という疑問と常に向かい合い、流行に流されず、コツコツといいモノだけを提供し、当たり前の事を当たり前に行う大切さを、多くの生産者さん達との対話から学び、お店の運営に生かしてきた事が、長い期間継続し続けられた要因と話す。経営者としては、“お客様に本当の美味しいモノを提供し、スタッフが成長する事”を大事にしている。今後は、人と人との“かけはし”になれるような店作りと、年配の方が働けるお店作りにも、果敢にチャレンジしていく。