元々、飲食店に長く務めており、いつか自分のお店を持ちたいと考えていた。あるお店での修業中に大怪我をし、2ケ月程入院。その間、様々な事を検討し、開業を決意する。平成14年、38歳で、中央区北6条に出店。認知され始めた頃、現代の車社会を鑑みて、駐車場付の物件へ移転したが、駐車しきれず、路上駐車が増えてしまい、結果として、近隣住民の方への配慮もあり、一時閉店を余儀なくされた。休業期間中に、大手新聞社の記者が、再OPEN待望論の記事を掲載した事により、反響が大きくなり、ファンの声に後押しされる形で、満を持して再開する。昨今流行の、濃くて、油こってりの味付けではなく、あっさりした昔風ラーメンで、食べ飽きない味が、支持され、開業当時では珍しかった“白醤油生ラーメン”が、不動の人気メニューだそうだ。経営で大事にしている事は、“流行に流されず、自分の信じた味を追求する事”で、日々、コツコツと努力を続けていれば、必ず夢叶うと信じて進み、今後は、ススキノ店、帯広店を立て続けに開店予定で更に取り組みを加速していく。