元々、レストランなど、接客業に従事する事が多く、人と接するのが、好きだった。焼肉であれば、専門的な料理の技術がなくても、勝算があるのではないかと考えた。知人の焼肉屋さんで、簡単なレクチャーを受けて、平成21年に大谷地で1店舗目を開いた。お店作りは、先にメニューの売値から決めて、その価格帯の中で使える、最高の食材を選ぶという、お客様目線を重要視した設計だった。当初、OPEN景気もあったものの、2ヶ月目からは、客足も途絶え、厳しい状況となった。打開策としては、企画を練り、自分でチラシを作成し、配って歩いた、とにかく知らせる事に徹し、来て頂いたお客様には、1人1人へのコミュニケ―ションを積極的に行い、お客様のニーズに応え続けた。キープボトルや、提案してくれたお客様の名前を冠したメニューなど、今、出来るサービスをどんどん行った結果、地域のお客様に支持されるようになり、現在3店舗を展開している。経営で大事にしいている事は、とにかく“人”。共に働くスタッフには、夢叶う場所として、楽しく後悔しない生き方をして欲しいと考え、働きやすい環境作りに力を入れ、今後は、そのスタッフの個性が輝く為の、店舗展開を進めていく。