学生時代の焼鳥屋さんでのアルバイトが、飲食業の楽しさを知ったきっかけです。20歳を過ぎた頃、将来の事を真剣に考え、自分ががんばれそうなもの楽しいものは飲食業だという事に改めて気づき「30歳で居酒屋の大将になる。」と目標を決め、その後あるご縁で食品メーカーに入社。営業で経験を積み、20代半ばで営業成績トップに。27歳で、名古屋営業所の責任者に抜擢されました。会社でも順調でしたが、一度きりの人生なのでチャレンジをしようと、28歳で会社を退職して、お店での修業に入りました。その後、一緒にやりたいという仲間や後輩にも後押しされ、2003年(32歳の時)1号店をオープンさせました。
豆家グループとして、今は10店舗8業態を展開していますが、グループとしてのコンセプトは「やさしいが美味しい!」です。そのコンセプトを実現するための経営理念として、
・ありがとうでいっぱいにする
・スタッフ一人一日一人のファンを作る
・自分に関わる全ての「人」や「物」に感謝する
という3つがあります。
繁盛継続の秘訣は「人」。一緒に働く仲間です。経営者は何か問題がおきたらすべて自分のせいと思って考えるべきです。また小さなトラブルは大歓迎。それを一つづつつぶしていくことが力になります。
今後は、飲食「店」から飲食「業」への転換を目指しています。店舗を増やすのがすべてではない。「食」を通じて周りの人を豊かにしていくことが目標。
【これから始められる方に一言】創業時はプライドの塊です。それはそれでいいですが「自分の枠」を意識することが大事。少しでもそういう目線を持てる人はみな、成功しています。