学生時代の居酒屋でのアルバイトから、飲食業界に関わった松岡氏。学生卒業後はリクルートのホットペッパー担当として、様々な飲食店に関わりながら、次のステップアップとして飲食店の独立を決意したとのこと。
元々学生時代アルバイトで働いていた居酒屋グループが社内独立など仕組みとしてあったため、そこで働きながらグループの店舗を業務委託で引継ぎはじめたのが、開業をするきっかけだったという。
「飲食店の独立開業を考えたときに、初めの1店舗の出店はリスクを最小限に抑えて、
はじめるべきとの先輩経営者からのアドバイスも頂き、業務委託で引き継ぐところから
はじめようと思いました。幸いにも引継ぎから売上も安定して確保できていたため、2年後には自社の業態で亀戸に2店舗目の出店をすることができました。」そう松岡氏は開業時を振り返る。
亀戸の2店舗目は大衆バル業態を出店。もともと飲食経営者の知り合いが、ラーメン店をやっていたが、売上が悪くそこの物件を引き継いだとのこと。
「賃料条件が、駅前としては非常に安かったこともあり、店舗の出店を決めました。ただ、今振り返ると狭い店舗であったため、動線や厨房レイアウト・内装などもう少し当初想定を細かくして開業した方がよかったなと思う点もあります。」開業1年目は、改善点を洗い出し直しながらスタッフの教育とモチベーションを上げることを重点的に活動したとのこと。
開業6ヶ月目にはある程度売り上げも安定させ、軌道に乗せることができたという。
2017年には直営3店舗目となる博多どんたく亀戸店を出店、さらに2018年小伝馬町に4店舗目の出店を控えている。2021年を目標に直営店10店舗体制にするのが当面の目標とのことだ。
「飲食業のやりがいと感じているのは、社員やスタッフが成長して、生き生きと働き喜んでいる姿を見ることです。会社としては、人のためになる強く優しい会社を目指し、食を追求し食文化を追求し、人の成長できる輝ける場所をどんどん広げていきたいと考えています。」今後も目標に向かって、チャレンジをし続けていきたいとのことだ。