2008年、それまで経営してきたIT企業を、「デジタルな世界から、アナログな世界でいきたい。」との想いで知人に譲渡し、出身地の関西から、遠く離れた札幌の地で、1店舗目となる「かすうどん風土」を立ち上げた。そこから、そば店「かすそば風土」、ホルモン店「ホルモン酒場風土」、餃子店「博多餃子舎603」、鉄板焼料理・串揚げ「Oyaji Dinning」を、異業種参入の利点を活かし、消費者目線での、商品開発、店舗開発を行い、4年で7店舗を展開。2014年に入り、「仲間が楽しく集まれる場所を作りたい」との発想から、ススキノからやや離れた場所に、8店舗目となる、1戸建ての「Bistecca肉Bal+36」を開店させた。根底にある考え方は、「美味しくて、サイフに優しいお店」を掲げ、その美味しさと、気軽さ、対面カウンターで培った、近い距離感での接客スタイルをスタッフ達、自らが具現化した結果が今の店舗展開に繋がっているのだそうだ。店長達の徹底した、キメの細かい、経費管理意識が、会社の経営を支えており、曰く「自分はキャシュフローを見ているだけです。」とあくまで運営は、スタッフの自主性に任せている。新規出店には、前向きに取り組み、「全てはスタッフのやる気のおかげ」との感謝の気持ちと、いずれは「頑張るスタッフ達に、お店を譲り、独立させてあげたい。」と、仲間と創る近い未来を語って頂きました。