元々、姉妹と共に取締役としてダイニングカフェを運営していた経験を持ち、そこから独立し新たな店舗を経営者として2013年に立ち上げた。業態は、当時、流行り始めた“釜焼きPIZZA”のお店で地域では先駆けとなった。店名の“Oggi(オッジ)”とは「今日」という意味のイタリア語で、スタッフにとっては「今日一日を大切に過ごして欲しい」、お客様にとっては「今日一日を楽しく素敵な一日にして欲しい」との思いが込められているそうだ。開業時に苦労したことは、OPEN直後の混乱を避けるために意図的にサイレントオープンとし徐々に慣れていく方針だったが、予想以上に客足が遅く半年ほど集客に苦戦を強いられたそうだ。その間は友人、知人達に支えられたと語り感謝を忘れない。看板メニューは、独自のブレンドにこだわった女性に大人気のモッチリ生地が特徴の本格的釜焼きPIZZA(特にマルゲリータ)とのこと。廃業率の高い業界の中で継続してこられた秘訣は?の問いに“自分のお店と思って働いてくれるスタッフがいてくれたから・・・”。経営理念は、「スタッフの心・体・物の充実を目指し今日も一日お客様に喜んでいただけることを考えて営業します!」で従業員満足がなければ顧客の満足なしとの方針で経営しているとのこと。現在イタリアン業態で2店舗を運営しているが、今後は地域に求められる新たな業態への挑戦を模索していくそうだ。これから飲食店を始めたいと考えている方には「(厳しい業界なので)中途半端な気持ちであれば始めないことも考えられた方が良いのではないでしょうか。」とご自身の経験を踏まえた温かなメッセージを贈る。