先輩経営者からのメッセージ

バーの先輩経営者

河合 智則

自分がやりたい店とその場所で何がウケるかは別のこと

河合 智則 バー(平成24年開業 )

ホテルでバーテンダーとして長年勤務。そのキャリアを生かすため、独立を考え、1年間に亘り、飲食店の本はもちろん、PLやBSの本を購入し、勉強。売上目標や材料率、諸経費を計算し、様々なシミュレーションを行い、数値目標を作り開業させた。
どのようなお客様か?作業工程は?サービスのタイミングは?値段は?自分で店を開業するには「やりたい」だけでは続けられないと話す。
ホテル時代のお客様が多数来店していただき、順調にスタート出来たが堅実さを考えすぎたため、カウンター7席と1テーブルでは中途半端で、5~6名様のお客様が入れなく、離れて行ったお客様も多かったそうだ。
また、目先の売上を取ることを考え休みなく働き、オープン後、半年もせずに疲れのためか雪道で転倒し足を骨折。結局、1か月入院し、お店を休業することに。
それからは適度な自己管理をすることにより、続けて来れたと思っているそうだ。またオープンやクローズ時間の厳守、途中でお酒を飲まないことなども秘訣だと語る。
同じカクテルでもお客様の好みに合わせて分量を変えるなど、そのお客様の好みも把握。大好きな絵師、Bar「等伯」というお店の冠ともしている桃山時代を代表する絵師「長谷川等伯」。その絵師がお客様の要望する絵を書くということにも通じているそうだ。
バーテンダーは見た目に華やかで、楽そうに見えるようだが、様々なお客様の好みや話の内容に合わせて対応することが大事と語り、自分が苦手だからと言って、お客様の話に乗れないと、お客様は離れてしまう。仕事としてキチンと捉えられるかが重要と、お客様に日々応え続ける。

その他のバーの先輩経営者

高橋玲子

人の成長は店の成長!信頼し人を育てることを大切に店を続けていきたい!

高橋玲子ビアバー(2016年開業 )

 学生の頃から漠然と、飲食店をいつかはじめたいという想いを持っていたという高橋氏。 卒業後は会社員として働き続けてきたが、昔から…続きを読む

土井樹利

笑顔とおでんであなたを癒す♡

土井樹利バー(平成27年開業)

 二十歳のころからイタリア料理の調理人として働き始めた。自分のお店を持ちたいと色々考えた結果“Bar”を開こうと決意するも、イタリ…続きを読む

中村 誠吾

お客様への気持ちを大事に

中村 誠吾バー(平成22年開業 )

プロのJAZZサックス奏者を父に持つ中村氏。 幼少期から常にJAZZの流れる空間で育ち、そのような空間を沢山の方々に感じていただ…続きを読む

業種から探す 地域から探す
お問い合わせ

飲食経営に関するアドバイスやコンサルティングをご希望の方や、協会の活動に関するお問い合わせはこちらから