長年にわたり様々な業種・業態のお店(客単価3000円の居酒屋から、10000万円のホテルレストランなど)に勤めてきた経験が今に結びついている。それらのお店で学んだことを全て注ぎ込める自分スタイルを発揮できる舞台を作りたいと考え独立を決意した。初めはバー業態のお店の経営からスタートだった。最初の壁は「お店を開いても思った以上に友人知人は来ていただけない。」ということに気づき、立地に合せ営業時間の変更や魅力的なイベント企画など次々にリリースし軌道に乗せていった。様々な紆余曲折を経て2015年に移転・業態変更した、コンセプトは「うまくて、1人でも来られる本物の九州料理が味わえるお店」として、九州料理=もつ鍋!という北海道に住む人がイメージする九州料理ではない本場の料理を提供している。中でも一番のおすすめは“馬刺し”だそうで、ほとんどの食材がそうであるように九州から直接仕入れた品物ばかりだ。継続してこられた秘訣としては「お客様を決して裏切らないこと」何故なら“美味しいものを仕入るのもお客様が支払ってくれたお金で買わせてもらっている”という意識を常に持っているからだ。そして経営者として一番大事にしているのは「社長が一番元気でいること」お客様はお店に“楽しさ”を求めて来店されるのに、「楽しめ!」とスタッフに対して怖い顔で教える上司にはなりたくない、とのポリシーからだ。これから始められる方には「よっぽどのウリがない限りは難しい業種と覚悟して、自分を守る軸をしっかり持って、臨んで欲しい」とエールを贈る。今後は、九州に北海道料理のお店の出店も視野にいれた色々なチャレンジを行っていく。