10年程珈琲メーカー企業に従事、豆の仕入れや焙煎方法を学んでいたが組織環境が変わり、若い頃から心に秘めていた自分の店を持ちたい願望が目覚め退職、過去に住んでいた経験から菊水の地に物件を見つけ、珈琲豆の焙煎小売を行い資金を貯め2年後に店舗を併設した。当初からの計画で徐々に店舗内装・間取りを変えていき、今ではプロジェクターを設置してあるコミュニティールームなる会議や打ち合わせもできる部屋を完備し多くのお客様に利用されている。コンセプトが“癒やしの空間”で落ち着いた雰囲気の店でゆっくりと時間が過ぎていくような感覚である。看板メニューとして珈琲はもちろんだがカフェライスなる珈琲で炊いたライスがあり、それに合うデミグラスソース・ホワイトソース・カレーを研究開発し珈琲とのコーディネートが出来上がっている。今後は現在の珈琲ブームに乗るのでは無く、ブーム中は何をやっても目立たない!という考えから、ブームが去った後に仕掛けていくとの考えだそうだ。流行り廃りで始める業界ではないので自分が本気になれ、お客様とのコミュニケーションが好きではないと続かないと語る。