元々ほとんどが飲食店を営んでいるという家系に生まれ、自然の流れの中で高校卒業と同時に料理を学ぶためごく親しい友人と共に東京に渡り、料理の修業に入った。尊敬できる経営者に出逢いパスタの技術と飲食店経営をしっかりと学ばせてもらった。絶えずお客様で賑わう本当に忙しいお店だったが、料理に対して何一つ手を抜かない経営姿勢の有名店だったため、存分に腕を磨くことが出来た。23歳の時に旭川に戻り準備を始め、平成25年に満を持して「ノイ・ルオーゴ」を開業した。色々な方の支援を受けながら、それまで旭川にはない本格的なパスタに特化した専門店だ。特にお肉が主役で肉〃しいボリュームたっぷりのオリジナルミートソースが自慢の一品だそうだ。店舗を継続できている要因としては、修業時代に培ったものが糧となり強く生きていることと、毎日同じようなことの繰り返しの中で、自分自身が嫌にならずにコツコツと打込んできた結果であり、何より仲間と共に運営するのが楽しかったそうだ。経営で大事にしていることは「メンタル面」と「身体の健康」で人間でいる以上心と身体の健康が大事と考えている。今後も本当のパスタの味を旭川に伝え続けることが使命と思い努力を続ける。これから始められる方には、「旭川は特に飲食店にキツイ地域であり、生半可な気持ちでは続けられない辛い仕事!と覚悟を持つこと」とエールを贈る。