元々は外国語(英語)学校卒業後に学んだ語学を活かせる職業に進路を定めていた。就活時期に体調を崩しCAなどの希望職種への道が絶たれ、(自身曰く)「人生のどん底」を経験する。両親から「焦らずゆっくり探していけばいい・・」との言葉で心が救われ新たな道を模索し始めた。学生時代に飲食店でアルバイトをしていた際にお客様から“あなたの笑顔で元気をもらいました!”と言われた、とても嬉しい記憶が蘇り飲食業を学ぶために専門学校(ビストロ・バルコース)に進学する。卒業後、家族と共に自宅の一角を改装し「SMILE BAL Erin(スマイルバル エリン)」を開業した。店名の由来は“笑顔の輪が広がりますように・・・”との想いが込められているそうだ。開業時苦労したことは、フリーターから、いきなり経営者となり、何をするにも自分自身で決めなくてはならないことに初めは戸惑ったとのこと。経営者として大事にしていることは“人”で、開業後1ケ月で再び体調を崩し3か月間、病床に伏せるも、その間、母親や妹がお店を守り続けてくれたことを含めて、家族、お客様、友人、知人など多くの方々に支えられてこそ今があると強く認識し、美味しい料理を提供することはもちろんとしてお客様にとって“落ち着ける・癒しの空間”として、お一人お一人を大切に想う真心を込めたお店作りを目指している。今後はワインソムリエの資格にもチャレンジしお好み焼きとワインのような新たなマリアージュを提供できるお店や、違う立地にも挑戦してみたいと意欲を語る。