昭和44年23歳の時に、牛乳生産に特化する酪農を営むため両親と共に神奈川県箱根市から北海道千歳市に移住し、原始林を伐採・開拓する所からスタートした。新しい土地には“地力”がないため止む無く化学肥料を使用するも牛たちの健康面に影響が出たため“いい牛が元気で生きられる牛のための有機栽培”を目指し悪戦苦闘の末、土壌改良に成功。微生物との共存共栄のバランスをとり、トウモロコシやジャガイモ、大豆などの輪作を行っている。生産・加工・体験・観光・飲食店を兼ね備え“人とのふれ合い”を重視した観光牧場は大人気となりシーズンに関わりなく多くのお客様で賑わう。自慢のソフトクリームや、国内でも珍しい“水牛(地中海)のモッツアレラ”は食べた人に感動を贈り続けている。平成元年にファームレストランを開店し、本格的な6次産業化に着手“原材料に勝る商品なし”の志で、高付加価値な素材を重視したステーキやハンバーグなどの料理を提供している。今後も来場して下さったお客様にリラックスできて、楽しい・嬉しい環境づくりを続けていく。