長年、銀座でバーテンダーをしてきた耳塚史泰氏。その長い間お世話になり、そして応援して頂いたお客様に更に頑張っている姿をお見せしたいと思い、独立をしたという。一人一人のお客様に全力でおもてなしをしたいので宣伝はせず、隠れ家の様な場所として営んでいる。看板メニューはなく、その時のお客様のリクエストや、雰囲気をみて最高の一杯を、お出ししている。今では知る人ぞ知る「Bar 耳塚」だが、開業当初は色々苦労したという。元々、バーテンダーという職人気質を重んじてやってきていたので、いざ独立となると経営の事が疎く大変苦労したそうだ。現在は経営の事を色々学べたそうだが、良いお店を継続させるには「美味しかった」より「楽しかった」と言っていただける事が大事だという。今後も“スタッフがスキルを身に付け、独立していく様背中を押していける様なマスターで居続けたい”との想いで精進をかさねている。これから夢を叶えていく方々に、「継続する」を目標に!そして「ありがとう」をいつも心に、と語る。