大学時代から、お客様の反応がダイレクトにわかる飲食店でのアルバイトを通じて、その魅力を知り、卒業後、父親の経営する「海鮮丼屋小樽ポセイ丼(新橋店)」で、修行に入り、帰郷後、さらに努力を重ね、自身の結婚を機に、平成26年に念願の新店舗を、小樽市堺町で開いた。同時に代表取締役に就任。今までは、海鮮丼を主体とした業態だったが、新たな試みとして、ファミリー層にも楽しめる炉端焼きとの複合店舗への挑戦だ。子供が生まれた事もあり、親達が落ち着いて飲食できるようにとキッズルームを備えた店づくりになっている。小樽港で水揚げされた海産物を中心に、ワンコインのいくら丼を初めとして、リーズナブルな価格で、新鮮な海鮮丼が食べられるお店として、今や押しも押されもせぬ有名店だ。経営者として大切にしている事は、「人材」。過去スタッフに、お金の面で裏切られた辛い経験もあったが、“お客様に喜んでもらい、売上げを作り出すのは、店長を初めとするスタッフだから、自分は、彼らを信じ切る“と話し、運営を任せ、自身は、スタッフを守る為に、システム作りと、対外的活動を積極的に行っている。今後は、地域貢献も含め“食を通じて笑顔をつくる”を掲げ、お客様が、楽しめるお店を展開する。