学校を卒業後、ホテルや、大手外食チェーンに勤務し、北海道エリアマーネージャーを務めていた経歴を持ち、料理・接客サービス、店づくり全般に至るまで、多くの経験を積んだ。元々実家が、創業80年の老舗製麺会社で、手伝いをするために、外食を離れ、入社。先代である父親の意向で、製麺会社は、自分の代で終わらせる決意を知り、自分の好きな飲食店を始ようと考えたのが、きっかけだった。ご主人が、20年以上の経験持つ板前さんで、その技術を十分に活かせるお店づくりを心がけ、お客様により喜んで頂くために、鉄板を導入して、北海道産の素材を、焼きたてで、カジュアルに提供するお店を目指した。ご主人の出身地である八雲のブランド牛「八雲牛」が一番の看板メニューだそうだ。開店前から、SNSを通じて、お店づくりの過程を公開して、多くの方の共感を呼び、開店後は、口コミで、地域のお客様が順調に増えている。1人1人丁寧に心を込めた料理と、おもてなしをしているのが、支持される要因ではないかと分析している。これから始められる方に対しては、「自分のためより、人のためにする」を意識した商売をして欲しいとエールを送る。経営で大事にしている事は、「人を笑顔にする」事で、今後は、チャンスがあれば、カウンターメインの、より深い心配りの出来るお店を増やす事も視野に、笑顔を増やす努力を続ける。