東京の製菓専門学校を卒業後、渡仏し、本場フランスにて修行を積む。帰国後、ホテルなどに務めながら腕を磨き、2009年には、さっぽろスィーツコンテストにおいて、“ハスカップフロマージュ”で見事グランプリを獲得した経歴を持つ。スィーツ作りへの思いは熱く、師事したい!と尊敬するパティシェのもとに、会社を辞めて門を叩きに行く程の情熱的行動力の持ち主だ。2009年の冬、札幌観光の拠点であり、競合が少なく、土地勘ある福住の地で「パティスリージョネス」をOPENする。住宅地域に密着したお店を目指した。開業後1年は、順調な滑り出しだったが、2年目に急激な落ち込みを経験し、その時に、支えとなったのが、先輩経営者の皆さんからの温かい助言だったそうだ。“細く、長く、遠くても来てくれるお客様を思い、信じる”気持ちで、スィーツ作りに邁進し、経営者としては、まだまだ発展途上と謙虚な心で、学び続けている。今後は、培ってきたノウハウを、人材育成に注ぎ、海外を含めたプロデュースも行っていく。