飲食店に務め、料理の修業している時、ホルモンの魅力に気づき、“ホルモンを鉄板焼きで提供するお店”の開業を目指して準備した。尊敬する社長のもと、経営を学びつつ、料理を研究し続けた。「廃棄される事が多い、ホルモンも元々は大切な命なので、感謝して、美味しく食べないといけない!」目指すは「内臓廃棄率0%」だ。その為には、当時北海道では珍しかった、内臓料理専門店を作ること。平成23年、イメージ通りの“ちょっとハズレた裏路地感の漂う物件”に惚れ込み、オーナーに直接情熱を語り続けた結果、人柄を買われ、大手競合を抑えて、入居が叶った。関わった全ての人に、可愛がって頂ける、愛して愛される人と人との繋がりを大切にして、「満足して、笑顔になって帰ってもらうのがお客様と自分との絶対に守るべき約束」であり、どんなに大変で、苦しい時も、“居心地の良い、こだわり研究し、素材を活かしたモツ料理専門店”のコンセプトは崩さず、お世話になった方々の為にも、信じた道で、努力し続けた結果、2年位が過ぎた頃、口コミから、火が付き話題店になった。道内の生産者さんも驚くほどの美味しいモツ料理がやっと受け入れられたのだ。今後は、加工・物流も視野に入れつつ、もっと気軽にモツ料理を楽しめる業態展開を行い、高齢者が笑顔で働ける雇用の場を生み出したいとの夢を描く。