16歳の時、手作りソーセージの先駆者といわれる株式会社マノスに入社し、長く経験を積み、外部の修業に出てていた。約5年前に、創業者であり、尊敬する先代経営者“平林氏”の打診により復帰を決意。主に札幌中心部、首都圏を含む物産部門を任され自社豚肉加工製品の製造販売を担当していた。その際に実感したのはお客様の評価の高さと、完全放牧ホエー豚“どろぶた”を活用したブランドの知名度と商品力など先代の築いた素晴らしい取り組みを再認識した。2014年に正式に飲食店部門“ランチョエルパソ”の代表取締役に就任。まず着手したのは、ブランドに甘えることなく、来店して下さったお客様を“笑顔にしてお帰りいただく”事で、お一人お一人にとにかく丁寧な接客を心掛けた。経営者として大事にしているのは、“数字は嘘をつかない”と認識し、厳しい数字にも向き合い、利益高にこだわる経営を行っている。今後は、信頼できるスタッフと共に約40年続けてきた歴史を継承しつつ、新しいものを取り入れた取り組みも行う考えだそうだ。これから飲食店を始められる方には、“自分の強みをとことん信じてやり抜くこと”“常に自分を客観的に評価する”事を意識して欲しいとエールを贈る。