小学校時代、父親に作った料理を褒めてもらえた事がとても嬉しくて、料理は人を幸せにできる。“料理で人を幸せにしたい!”と強く思った。18歳で料理修行に入り、開業の10年前から、明確な期限を定め、カラーコーディネーターや、フードコーディネーターなどを学び、様々な知識と一緒に準備を始めた。目指したのは、修行時代のホテル料理ではなく、料理人が自由な発想の中で、本当の意味で、お客様を喜ばせる事ができる、創造的料理を提供できるお店で、“クリエイティブダイニング”というコンセプトを基に、平成25年札幌市中央区にOPENさせた。開業当初、繁華街立地での油断もあり、知ってもらうまでの、3ヶ月程は、苦しい時期もあったが、共に働く仲間と、努力を重ね、徐々に人脈を広げつつ、良い企画を練り、それを効果的に発信し続けた結果、特に女性のお客様の支持を受け、軌道に乗せる事ができた。料理コンセプトは、素晴らしい食材を生かし切る「北海道イタリアン」で、その時々でお客様に合わせ、臨機応変に変化させているそうだ。今後は、人間力豊富で、全幅の信頼を寄せる共同経営者や、仲間と共に、東京出店、海外出店も視野に入れ、新たなチャレンジへと加速する。