元々料理が好きだったため現在のお店に従業員として入った現オーナーの阿部氏。
自分でオーナーとしてお店を経営したいと思っていたところに引き継ぎの話があり、オーナーとなって13年。
従業員としても約13年勤めていたものの、経営は初めてだったため、人件費や材料費など、どこを削ったら良いのか、独学で学びながらも、何から何までわからないことばかりで不安でいっぱいだったそうだ。従業員として仕入れなども経験していたが、オーナーになると、考えなければならないことがまださらに深く、しばらくは試行錯誤したと語る。
お店全体で力をいれていることとしては笑顔がスタートで、全従業員に笑顔の大切さを徹底させているそうだ。「少ない予算で大きな満足」をコンセプトに、冷凍物は一切使わず生ものを一から調理すること、毎日その日の分の串をさして準備し、「手間こそ美味しいものができる」という信念のもと、お客様に満足いただけるよう手間ひまかけた仕込みを大切にしている。
また、人と人とのつながりを大切にしていて、お客様が会話を楽しんでいただけるようオーナー自らトークを盛り上げるなど、楽しんで美味しいものを食べてほしいというサービス精神も忘れないそうだ。
これから始められる方には、お客様を喜ばせたい、美味しいものを食べさせたいと心から思えば、自然と良いお店が出来てくるので信念を大切にと、エールを贈る。