「特にかっこいい理由は何一つないよ。時代も良かったし、居酒屋なら、長くやれるんじゃないかなと思ったし、経験もあったから」と静かに語る。元々、ススキノで、6店舗を運営する外食企業に8年程勤めていた頃、自然の流れの中から、独立に至った。28年続けてこられた秘訣は、“頑固に、自分のリズムで、自分のスタイルのお店作りをする事で、周りの人の話や、時代や流行に流されない事かな?”と決して傲慢ではなく、飾らず、あくまでも自然体で、好きなお客様と共有できる時間を何よりも大切しているそうで、その人柄に惹かれ、28年間通い続けるお客様もいるそうだ。人気メニューに、創業当時から、変わらず続く“和風スペアリブ”があるが、何よりも、“安心感とくつろぎが何よりのごちそう”なのではないかと考えているそうだ。盆正月以外は、毎日お店を開け続け、敢えて目標は持たず、今まで通りに自然体で店に立ち続ける。