いつかこんなお店を開きたい!愛知県でのサラリーマン時代、近所にOPENした、宮崎地鶏の飲食店に行った時、味、雰囲気など全てが衝撃的な程、感動して、週6日営業中6日間通う程の大ファンになった。時を同じくして、務めていた会社が解散する事になり、“納得した生き方をしたい”と思いで、31歳の時にそのお店に弟子入りした。3年間修業して、本場宮崎に移住し、県内の地鶏を扱う飲食店さんを全店舗回り、ここは!と思うお店で修業させてもらいながら、宮崎の食文化を吸収、仕入ルート、人脈を構築し、平成23年、札幌で、人生を賭けて、宮崎地鶏のもも炭火焼が自慢の「輪鶏wadori」をOPENした。“宮崎の地鶏を多くの方に伝えたい”との思いで、生産者や、九州15箇所の焼酎蔵元など、全て作り手の顔を知っている方の所からしか仕入れない!という“こだわり”だ。お店という舞台で如何にして、作り手の思いに花を咲かせるのか!という気持ちで、お店に立っている。スタート当初は、経営初心者で、幾多の困難もあったが、“支えてくれた多くの方の気持ちに応え続けたい”と逃げずに、頑張り続け、乗り越えて来た。今後は、「一期一会」の精神で、より多くの方に、九州の食文化の素晴らしさを伝える店舗を、展開していく。