元々、料理人であり、パン職人として、長年勤めて来た。いつかカフェを開きたいとの志を持ちつつ、子育てをしていたが、東日本大震災の影響により、ご主人の実家であり、食の宝庫である北海道への移住をきっかけに、好きな料理と、パン作りを生業とする取り組みにチャレンジ!平成25年に、自宅を改装し、小さなお店を構えた。商品作りのコンセプトは、子供たちが安心して食べられ、地域の方に愛される、目指せ北海道産100%のお店だそうだ。外はしっかり、甘みが強く、中はモチモチ、ミルク感たっぷりの“食パン”が一番人気で、他にも、エゾ鹿の煮込み入りのパンなど、お客様のリクエストにも極力応えて商品化しており、人気が高いモノは、そのまま定番メニュー化する事もあるそうだ。そんな柔軟さから、地域の人に受け入れられ、徐々に、口コミで販売を増やしてきた。これから開業される方には、“固定観念を持たず、どんな形でも出来る、と思うので、是非チャレンジして欲しい”とエールを贈る。今後は、作り手であり、売り子として、直接お客様の声を聞き、また、パン作りの志を伝える事ができる強みを生かし、良き理解者であり、アドバイザーであるご主人と共に、楽しみながら、地域に愛されるパンを焼き続ける。