そもそもウェディングプランナーとして働き、妊婦さんの担当をしていた時から、いつか“お洒落で、妊婦さんと、赤ちゃんが寛げる場所になるカフェを開きたい。”と考えていた。栄養士の資格を取得し、幅広く料理の勉強にも励みつつ、モデルハウスを運営する会社と、約3年間にわたりお互いの目指す理想を模索しながら、共同経営という形で、カフェ開業に漕ぎ着けた。平成24年の事だ。お店のコンセプトは、「命をつなぐ」というテーマで、子育中の方と、赤ちゃんが、“食”をもっと楽しめて、さらに、これから親になる世代の方にも、“子育ての光景を身近に感じられる場所”でありたいとの思いだ。スタッフに、保育士を雇用し、快適に過ごしてもらえる環境を整えた事や、離乳食のレシピを提供するなど、徹底して、母親たちのお役に立てる取り組みを行った事が、受け入れられた要因だと分析する。料理に使う調味料は、安心安全はもとより、体にとって本当に良いモノだけを厳選しており、開業当初は、思いが高じ、原価をかけ過ぎて、帳簿を見て驚いた!という経験もあったそうだ。今後は、“マタニティーフードアドバイザー”として、チャンスがあれば、新店舗も視野に入れ、多くの“子育て”に貢献していく。