学生時代から、音楽番組などのライター作家として活動。卒業後も10年はメディア関係の仕事をしていました。その後、自分のメディア(発信の場)を持ちたいと思い始めました。そんな時に、出張先の東京でトーク専門のライブハウスの存在を知り、非常に興味を持ちました。しかし、飲食メインでトークや音楽イベントがくっついてくる形じゃないと名古屋の市場規模では成立しないと判断し、音楽関係の仕事を続けながら、まずは飲食の修業をしました。ただ、やっていくうちにどんどん飲食業が面白くなり、飲食とエンターテインメントの上手な交わり方が大事と考え始めました。そして、2009年7月に1号店「ボクモ」をオープン。飲食への興味はますます深まり、その延長で、ソムリエ資格も取りました。開業当時は経験不足で何かと大変で、体力的にきつかったですが、スタッフや友人がいろいろ手を差し伸べてくれて、なんとか軌道に乗ることができました。そして2011年には、2号店「ロックモ」をオープン。しかし、どちらのお店も、悪立地なので、集客は永遠の課題です。看板メニューは「ファーマーズサラダ」生野菜と温野菜のコラボ。土にこだわって取り組んでいる、地元農家さんの野菜を使っています。お店がこれまでやってこれた秘訣は、(スタッフとの)人間関係を良好に保ってきた事だと思います。お店の人間関係はお店の雰囲気に影響し、居心地につながります。また、お店はミルフィーユのようだと考えています。魅力の層の積み重ね。どこが好きかはお客さんによって違う。魅力の層は多いほどいい。もちろんケーキ(お店)としてのまとまりは必要ですが。当社のモットーは1素直、2勉強熱心、3プラス思考
もうだめだと思ったら、そこからがスタートです。あきらめず、前に進んでほしいと思います。