母親の影響もあり、幼少の頃から、食べる事、作る事が大好きだった。小学校の卒業文集には、「日本一のコックさんになる!」と書いていたのだとか。専門学校卒業後、札幌のホテルなどで修業した後、本場の味を修得する為に、単身イタリアに渡り、帰国後、約3年をかけ、資金と物件などの準備を行い、平成16年、念願の「ristoranteSOLARE」をOPENした。店名には、“陽の当たる場所”という意味が込められている。料理は、主にシチリア島の魚介料理が多く、シンプルだけどまた食べたくなる味わいだそうだ。お店のコンセプトは、“NOと言わないお店”として、出来る限りの要望・期待に応えたいとの思いがあり、特に重視しているのは、お客様との会話の一つ一つ、細かな部分までを聞き込み、記録し、再来店の時に、ホスピタリティーと共に、提供する事を心掛けているそうだ。経営で大事にしている事は、“信念を貫きつつ、どこまでも顧客主義”で、通ってくれるお客様に対して最大限のサービスを提供している。今後は、南イタリア料理を中心に据え、新たな顔を表現しながら、お客様との信頼関係を作る努力を続けていく。