子供の頃から、料理が好きだった。22歳の頃、叔父の経営するススキノの飲食店でアルバイトをした時に、これ以上はない位、厳しく飲食業を叩き込まれた。その後、ケミカル系メーカーに就職し、トップ営業マンとして、30年間勤務、日本全国や、アジアで活躍した。52歳の時、思うところがあり、脱サラし、飲食の世界に入った。自分の追い求める味で試作するも、イメージ通りの味が出せずに、悔しい思いをした事で、情熱に火がつき、すっかりラーメンにハマってしまった。お店のコンセプトは、“お客様に良かったと満足してもらえるお店”で、客席はホール、厨房はステージと考え、料理・接客・エンターテイメント性・居心地などをお店全体で、表現している。スタッフに教えているのは、“お客様は1000人いたら1000通り!マニュアルなしで、自分を表現し、自分を売る!”事だそうだ。経営者として、大事にしている事は、“夢を目標に置き換え、あえてキツい方に身を置く事!”で、その状況下で、いかに自分の心をフラットな状態に保つかという事に重きを置いている。今後は、尊敬する師の言葉と共に、多くの人に背中を見せ続け、「鮭ラーメン」を引っ提げて、大きな勝負に挑む。