前職から調理の仕事をしており、大病をきっかけに早期退職したが専業主婦として家に収まる事ができずカフェを開業した。誰かに自分の料理を食べてもらう事が好きで自分の大病経験や知人のアレルギーなどもあり食材にはこだわりを持ち、主に自家菜園の無農薬野菜を使い他の地元の旬な有機野菜や伝統的な作り方の調味料など信頼出来るところから仕入れている。メニューには動物性の物は一切使わず看板メニューは“ななくさ御膳”おかず6~7品、雑穀ご飯又は酵素玄米、コーヒーと手作りスイーツも付き価格も手頃な事が人気の秘密だそうだ。開業時は集客に苦労していたがコミュニティCaféクミアイの提案で近隣の地区センターなどで食育講座を行い食べる事の大切さを近隣住民の方たちと話をする機会が増え地域密着型スタイルを実践していて“身土不二”を伝えているうちに徐々に客数が伸びたとの事。継続の秘訣は、赤字の時期もあったが地域密着で行う事と常に笑顔で楽しくやる事だそうだ。今後は体力の続く限り店に立ち続けていく事が目標。後輩経営者へのメッセージとしてお客様に信頼できるような食材や料理を提供し、来たお客様をガッカリさせない事が大事とエールを贈る。