何かを自分でやりたいと色々なことにチャレンジしていた中で、飲食店で料理の仕事もしていた経験から飲食店に興味を持つ。国や地域によって料理や食材が違うなど、文化と密着している背景にのめり込んでいったそうだ。
旭川の街中に、広くてたくさん人が入れる、大きく門が開かれているようなお店が欲しいと思ったことから、
ディナーとお酒を楽しみ、ランチとお酒も楽しめる。そんな空気感を出して行きたいと一店舗目をオープンした。やってみたいことが既存の店舗でできないなら新店舗を出そうというスタイルで、2013年に2店舗目、2015年に3店舗目をオープン。
経営者としては、成功するための投資は惜しまない考えで、広告は同じものは出さない、メニューはどんどん広げていき、メニュー表も内容も年に3回変える。コストを気にするのではなく、満足せずに行動し続けることを意識していると語る。また、スタッフさんの満足度を上げることも大切にしており、例えば有給は強制的に最低でも年に2回ずつ取ってもらうなど、現在代表2名、社員11名、パート32名の45名が働いているが、求人広告ではなく、店内での発信のみで、スタッフさんの紹介などで、人材不足に苦しむことなく経営できているそうだ。
これから始める方には、飲食店は始めるハードルが低い分、よく考えてコンセプトをもつことが大切。問題が起きた時に対処できるように開業前にしっかり勉強はしたほうが良い、とエールを贈る。