平澤氏の開業の経緯は、『ラッフルズカリー』を立ち上げた前オーナーと開業前に知り合い、立ち上げを手伝ったのち、前オーナーが結婚を機に経営を退くタイミングで店を譲り受けたのが始まりだったという。もともと平澤氏は、バイク関連商品の卸売会社で会社員として働いていたという。前オーナーと知り合ったのはまだ開業前、飲食店で一緒にアルバイトをしていた時に知り合い、開業を手伝うようになったのだという。
「前オーナーは女性の方でしたので、単品商売ができ女性でも負担の少ないカレー店という業態を選んだと思います。」「たまたまカレーの弁当の路面販売をしていて知り合った、インド人の方に本格的なスパイスカレーの作り方を教えていただき開業をしました。開業当時前オーナーから立ち上げを誘って頂き、私もインド人の方に本格的なスパイスカレー作りを教えて頂きそれが看板メニューのベースとなっています。」そう平澤氏はふりかえる。
こだわりのカレーは、油を一切使用せずに新鮮な野菜とスパイスのみでベースを作る。8種類のスパイスと玉ねぎ・生姜・にんにくを使用し約3時間かけてベースを仕込む。スタンダードな野菜チキンカレーとマトンカレーも人気が高いという。特徴は南インドのサラサラしているカレーでよくご飯に合うという。
経営を引き継いでから独学でカレーも学び続け豊富なメニューと日替わりカレーも楽しむことができる。立地的にサラリーマンやOLさんなど働く人たちがお客様では多いという。「うちの店のカレーは油を使用していないので、胃もたれぜずに、健康に良い食材とスパイスでおいしく食べていただけます。来ていただいたお客様には働いている方が多いので、カレーを食べてまた元気になって仕事を頑張ってほしい。そう思っています。」そう平澤氏はいう。今後も新たなメニューを増やしながら、お客様のことを考えて日々営業を続けていきたいとのことだ。