酒屋の2代目として飲食店と関わるうちに、飲食店のロゴやメニューなどを手掛ける広告業を始めた後、色々なご縁があり、家族と過ごす時間を大切にできる飲食店という道を選んだそうだ。
飲食業は未経験だったため、宇井先生の本なども読んで勉強し、初めの2,3カ月は友人に来てもらい、食べてもらってモニターとして意見をもらい、その後に繋げていった。ランチパスポートに掲載したことをきっかけに、来店されたお客様から「唐揚げが美味しい」という声を多くいただき、看板メニューとなり、お客様も一気に増えたそうだ。ランチのお客様が夜のお客様に繋がり、リピーターさんも増えた。また、ご近所の方が来てくださったり、会社の飲み会に使っていただくなど、お客様が増え、近隣には飲み屋さんがないので、2次会に移動せずに長居できるように、実は飲み放題も時間制限なくゆっくりしていただいているそうだ。
ヘビーユーザーが多くリピーターさんに支えられ、様々な仕事をしてきたけれど、飲食業を最後の仕事にしたいと語る。
経営者として大事にしていることは、とにかく休まないこと。いつでも来たらやっていることが大切だと思っている。
地域に根差して、お客様のリクエストにできるだけ応えてアットホームな雰囲気を大切に、今後もずっと続けていきたいと語る。
これから始める方にも、来てくれるお客様がいるのだから休まず、みんなが遊んでいる時が稼ぎ時なので我慢することも大切だと、エールを贈る。