元々は体育の先生になりたかったというスポーツマンの斉藤さん。大きなケガにより諦めざるを得なくなったことで、昔から好きだった飲食店への道に繋がったそうだ。高校時代から一人暮らしをしながら毎日お弁当を手作りしたり、料理が大好きで特にカレーが好きだったことから、カレー博覧会に応募し、グランプリをいただいたことで確信を持ち、背中を押されて開店。マイナスからのスタートだったことで、やるしかないととにかく必死だったため、「ドアをこじ開けていくのは自分の魂しかない!」と、真冬の旭川でも、【気合い】と書かれたランニング一枚で自転車で出前をすることでとにかく目立たせ、出前メニューはポスティングではなく、一軒一軒会社に直接挨拶をしながら手渡しをする。こうすることで旭川が見えてきて、時代の流れをくみながら進化させてきたそうだ。 「夢は叶えるもの。叶えるために何ができるのかを常に考えて、達成したら、次は何ができるのかと考える。そうやって夢は追い続けるもの。」その熱い思いは、スタッフさんにも伝わり、野球関連の夢をもっていたスタッフをプロ野球日本ハムファイターズの裏方スタッフとしてこれまで2名が入団したほど、「夢はつかむものだ!」という思いが生き様として溢れている。
変わらないために変わっていく。時代の流れは早いからこそ、時代に合わせて地域の人たちが集まる場所にするための工夫は欠かせない。
今では、日本全国からファイターズファンが集まり、注目をされているが、根本にあるヘルシーで安心して食べられるカレーであることは、今後も守り続けていきたいと語る。胃腸にも優しい、アスリートも安心して食べられるように、動物性脂肪を最小限にした低カロリーなヘルシーなカレーは、日本ハムファイターズの選手達が旭川に来るたびに来店される。夢は、死ぬ日を退職の日にすることだと、前を向き続ける。