元々市内のとある居酒屋で飲食業を経験していたが、ご縁から大好きだったスープカレー店「天竺」に修業に入りし2年半ほど経過したとき、建物の老朽化に伴い、移転せざるを得なくなった。移転先が当時あった場所から遠距離となるため、愛して下さっている地元ファンのために親しまれている味を提供し続けたいとの思いから、自分が独立店を経営することを決意する。他店にはない強烈なスパイス配合がウリでレトルトでも商品化されている程の伝統的「天竺」の味を継承し、平成25年、33歳の時に「天竺Jr」を開業する。開業当時ご苦労されたのでは?の問いに開業当時から様々な課題問題が起こるも、都度精一杯の努力で乗り越えてきたので“苦労はあり過ぎて何が苦労かわからない”と持ち前の内に秘めた明るさで語る。継続してこられた理由は、「お客様が支持して下さった賜物の一言に尽きる」とのこと。これから始められる方には“初めてみないと分らないことばかりですが、喜びも多いのでしっかり構えを作ってチャレンジして欲しい”とエールを贈る。今後は人材育成にも取り組み他業態での出店も視野に手を抜かず伝統の味を守り続ける。