元々母親がお店を経営していたが、今後のことを考え2代目に事業を継承したいとの願いから、家業を継ぐことを決意した。目指したのは地元のお客様に愛されるお店、季節ごとの漁師さん達に愛されるお店、観光の方々に愛されるお店と多くの方にそれぞれの利用シーンで活用してもらえるお店づくりだ。スタッフ1人1人が自分の良さを出して、カチカチと型にハマらず人間力豊かな表現でお客様をおもてなししている。代表権を改めた際に全てを“1”からスタートさせたので、料理人の方や、母親とは真剣に意見をぶつけ合い、より良い経営の形を模索し続けたそうだ。元々音響関係の仕事から畑違いの業種への参入だった為、経験不足もあり仕入れを含めて大変な時期も経験してきたとのこと。それでも継続してこられたのは「一緒に働くスタッフが教えてくれ、支えてくれたから」との思いで人間関係を大切にしてきた結果だという。経営者として大事にしていることは経理面と、スタッフのサポート業を挙げ、この2つが社長の役割と考えている。今後はシンガポールへの出店も視野に多店舗化にもチャレンジしたいと意欲的だ。これから始められる方には「やりたいと思うのなら絶対にやった方が良い!」とエールを贈る。