先輩経営者からのメッセージ

洋食の先輩経営者

和知 貴士

一切妥協せず他の人がやってないことを、やり続ける

和知 貴士洋食(平成25年8月開業 )

幼少期に食べたお子様ランチのデミグラスソースに衝撃を受け、以来「コック」になると決めていたという。高校を卒業し2つの有名ホテルで16年間修業し、その後「調理師たる者、大小の施設、和洋中なんでも経験すべき」と、小規模のホテルや学校、病院などで様々な経験を積む。熟成ソースが完成するまで一切の添加物を使用せず、じっくり3週間かけて提供される北海道初のデミグラスソース、ハヤシライス専門店として開業する。こだわりはソースだけでなくサラダに使用する野菜にも及ぶ。全国の食材を厳選し、自ら栽培、収穫もする。お米も、その年の出来で選んだ品種を玄米で仕入れ都度精米する。食材、調理に対しての姿勢に一切の妥協がない。開業当初の苦労を尋ねると、考えに考え抜いた「お店のコンセプト」に適した物件を見つけるのに3年かかったことと、北海道初=「誰もやったことがない」事業に対し、金融機関も融資実績がなく資金調達が大変だったことだという。しかし、飲食業の厳しさを理解しているからこそ「お客様への目配り、気配り、心配り」を大切にし、誰かの真似にならないよう努力を惜しまず、いかに質を落とさないかを貫いているそうだ。今後も欲を出さず「美味しい」の一言、表情をいただくために、こだわりを貫き続ける。

その他の洋食の先輩経営者

鹿瀬浩史

お店は人でなっている!お客さまやスタッフに対しても、常に誠実でなければならない

鹿瀬浩史ビストロフレンチ(2016年7月)

実家は、山に囲まれ自然豊かな街にある喫茶店。両親は今もその喫茶店営んでいるが、自分が飲食店で働くことには反対だった。高校を卒業して…続きを読む

須賀 光一

人生観を変える手伝いを

須賀 光一洋食(1986年創業)

いまでこそ老舗洋食店と呼ばれる黒船亭だが、老舗にも開業当初の苦い思い出はある。 一般的に洋食店のオーナーと言えば料理人のイ…続きを読む

宮﨑 陽

開業の先にあるもの

宮﨑 陽カレー(1994年開業 )

宮﨑氏とインドにつながりが出来たのは、今から数十年前。 旅行会社に10年勤めていた時、添乗員の仕事でインドを訪問したことがきっ…続きを読む

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