10代の頃にコーヒーの業者として飲食店に出入りしていた時、シェフと話したり、裏方と接する中で飲食店経営に興味を持つ。
その後イギリスに1年間滞在し、ヨーロッパ各地を回り、日本と違った開放的でおしゃれな雰囲気に毎日刺激を受け、様々なことを吸収してきた経験が今に繋がっている。
料理はヨーロッパのカフェが強く印象に残り、大きな影響を受けたことで、イングリッシュブレックファーストをイメージしたメニューに力をいれている。食べやすく旭川の女性に受け入れられるランチとブランチの間くらいの量で、見た目も味も楽しめるプレートメニューを考案した。
ゆっくりと食事もおしゃべりも雰囲気も全てを楽しんでいただけるような女性の憩いの場を作りたいというコンセプトでお店作りをしてきた。スタッフもカフェ好きな方に来ていただけたので、女性目線の意見を積極的に取り入れ、参考にして足してきた5年間だったそうだ。
料理人としての職人目線と経営者目線の両方のバランスが大事だと考え、ステージに合わせて目線を変えてきた。経営者という責任から危機感は常につきまとうそうだ。そんな時は、ちゃんとやりきっているのかを確認し、自らを奮い立たせて努力を続けてきた。 これから始められる方にも、自分がやってみたいなら、後悔しないようにやり残さないようにやりきってほしいとメッセージを贈る。