両親も魚屋と居酒屋を営んでいたことから身近に飲食店経営を感じており高校卒業後、板前の道に進む。板前時代から常連客を捕まえる方法として“ああすればいいのに”など感じていたアイディアを自身の店舗で実施している。店舗外観も居酒屋には珍しく中が見える開放的な雰囲気で、カウンターの他に堀ごたつもあり一人呑みも良し家族で食事呑みも良しと、どんなシーンでも利用できる店舗レイアウトになっている。雰囲気作りで1番重要な従業員が創りだす雰囲気には菊地社長自ら“笑顔・一言”を教えアットホームな雰囲気を作り出している。看板メニューの“かにみそコロッケ”は珍しさとリーズナブルな金額から注文数も多い。お値頃な客単価で9年間営業できたのも仕入業者には半月ペースなどで支払いを行い仕入金額の見える化を行ってきたからだ。明るく元気で竹を割ったような性格の菊地社長だが今後の目標は“維持”と堅実な考え。ロケーションの変化や消費税アップなどの時代の流れを読みながら今後も維持できるようなお店創りを追求していく。