高校生の頃のアルバイトがきっかけで、将来はお店(飲食店)を持ちたいと思っていました。20代は、会社に勤める傍ら、事業計画書を書いたり、レシピをたくさん作りためていました。直接のきっかけは母親が飲食店を開業を思い立った時です。色々準備不足だったので、自分が作っていた事業計画書やレシピを提供して、一緒に始めることになりました。当時、仕事帰りに女性が一人でいける店が少なかったので、自分が行きたいお店を目指しました。私自身、焼酎好きだったこともあり、1999年に「焼酎居酒屋 モモガッパ」をオープンさせました。まだ焼酎ブームが来る前でしたが、「20席で60種類の本格焼酎を取りそろえ!」 という独自の強みで、オープン以来順調でした。人気のメニューは「自家製つくね」「モモガッパサラダ」ほとんどのお客様が注文してくださいます。その後、2009年に「鶏焼き酒場 かっぱの茶の間」、2013年に「厚切り豚と本格焼酎 ブタガッパ」を、名古屋市内にオープンさせることができました。どのお店もモットーは「よく気が利くお店」「美味しく飲み食べできる店」。おかげさまでお客様に愛されています。これからは社員の独立を応援することが目標。今は相当な覚悟とスキルがないと自分のお店を出して成功させるのは厳しい。お店に勤めて、お店を任され、そこを繁盛させて、結果、お店を譲り受ける形ができたら、比較的安心な独立ができると思います。今のお店の1店舗をそうする予定です。新しく開業するにあたって、大切だと思うのは、仕事やお店や業界を好きになって、もっと勉強してほしいということです。本を読む。お店周りをする。業界ニュースをチェックする、といった事は、ぜひ実践してほしいと思います。