先輩経営者からのメッセージ

北海道(道央)の先輩経営者

川畑 智裕

「器用になりすぎない事、嘘をつかない事」

川畑 智裕鉄板焼き(2005年 開業 )

祖父が家業で魚屋を営んでおり、いつも食卓には、魚料理が並び、“お肉”がごちそうだった。高校生の時、いつか飲食店で開業しよう!と志を持ち、札幌市内の有名ホテルに就職し、サービスの現場を学ぶ。その後、理想像を模索し、いくつかの飲食店で修行したが、やはり、どのお店でも、“お肉”需要の高さを再確認した。平成17年当時は、大手食肉会社や、乳業メーカーの不祥事が次々と発覚し、よりトレーサビリティーへの意識が高まっていた時期だった。産地表示が難しい現実を理解しながらも、安心安全で、出所が明確なお肉で、元来好きだったハンバーグを作り、鉄板焼きのスタイルで提供するお店「ノースコンチネント」を開店。お店のコンセプトは、“お肉の個性で北海道を旅するハンバーグ専門店”で、道内各地の氏素性のはっきりした、お肉を、自らの足で、探し歩き、納得した素材だけを厳選した。開業間もなく、全国版TV放送のゴールデンタイム枠で、立て続けに取り上げられた事をきっかけに、一躍大繁盛店となる。不眠不休の営業が続き、精神的にも、体力的にも限界の状態を経験しながらも、当初の志を忘れず、現在は、2店舗と、食肉製品加工製造所を展開している。経営面では、何より、“器用になりすぎない事”と“嘘をつかない事”を大事にしながら、飲食店ならではの“付加価値の高い、ストーリーがスパイス”となるような新たな取り組みを行っていく。

その他の北海道(道央)の先輩経営者

西澤一暢 

1ケ月に一度来ていただくお店ではなく、1週間に1度は来ていただけるお店作り

西澤一暢 居酒屋(2012年5月)

 16歳から料理の道に入った時から「いつか自分のお店を持ちたい」と漠然とした夢を持っていた。札幌の飲食店で修業を積んでいた時、ご縁…続きを読む

小笠原 修平

「日常の中でふらっと立ち寄れるお店」

小笠原 修平居酒屋(2008年1月創業 )

小笠原氏は、サラリーマン時代に、マーケティング、販促の仕事をしてきた経験を活かして、広告代理店経営で起業。飲食店開業のきっかけは、…続きを読む

渡邊 智紀

「お客様にとっての第2!第3!の家でありたい!」

渡邊 智紀レストラン(2010年創業 )

家業が飲食店で、幼少期から、心を込めて「いらっしゃいませ」と言っていた。 学生時代に飲食店でアルバイトをした経験から、お客様は、…続きを読む

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