「活菜旬魚さんかい」は、創業36年目を迎える歴史あるお店だ。元々は、先代が寿司店を創業した所からのスタートで、現在2代目の和人氏が代表となり、経営中である。18年前に入社した当初、ちょうど回転寿司や、出前寿司などの業態が出始め、ナショナルチェーンの居酒屋が幅を効かせて来た時勢だったことから、15年前に会社としても寿司屋から、“寿司屋での経験を活かした居酒屋”に業態を転換した。代替わりに伴なう様々な苦労も従業員の幸せにしたい一心で、乗り越えてきた。「さんかい」の明確な魅力は、寿司屋時代から培ってきた、魚の目利きと、“3世代が通える地域密着型のお店作り”だそうだ。流行りのように、見た目重視の刺身の盛り合わせが多い中、“本物の価値”で勝負している。経営で大切にしているのは、「人の喜びを自分の喜びに!」代えられるような人材育成だ。現在札幌市内に7店舗、展開も、傍目には派手に見えるかもしれないが、あくまでも、従来共に働いてきた、家族や、中心スタッフにお店を持ってもらいたいとの思いからだ。そのスタンスは、今でも変わらず、あくまでもスタッフの活躍の場を作る為に、必要であれば、新業態開発や、ダイレクトフランチャイズも視野にいれた展開を行う予定だ。