小学校3年生の時に、将来は料理人になると決めていた。専門学校卒業後、札幌市内にあるホテルの中華調理部に就職し、修行に入った。将来を考えた時、料理人は、勤め先の料理長になるか?その下の2番手3番手として勤め上げるか?独立するか?の3者択一しかないと考え、独立開業の道を目指す事を決意。必要なスキルと、知識、人脈を構築すべく、必要な業種・業態に入門し、掛け持ちをしながら多くの経験を積んでいった。満を持して、平成9年に、帯広市内に1店舗目となる、和食と中華を融合し、当時では珍しい、本格的中華が味わえる居酒屋「和中居酒屋KAKEMURA」をOPENした。一般的に“食事”となる事が多い中華料理と、お酒を楽しんでもらう居酒屋業態を融合すれば、居心地の良いお店になると考えからだ。開業時に決心したのは、“その日の売り上げがゼロだったら、即!店を閉める!”撤収日を初めから決めたのだ。その事が、地域に愛され必要とされ続けるお店にする為の弛まぬ努力への原動力となった。経営者としては、常に、“楽しむ事”が何より大事だと考え、スタッフが活躍できる仕組み、環境作りを意識し、互いに切磋琢磨しながら、新たな展開行っていく。