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立地・物件探し

居抜き物件での飲食店開業について

日本フードアドバイザー協会

居抜き物件とは、第三者が以前お店を経営した店舗を利用することをいいます。

居抜き物件は新規開業の初期投資を抑えるのにとても有効です。
経営に失敗したお店を借り受けることので、「イメージ悪い」など基本的にハンディを背負っていることを予め理解しておく必要はありますが、設備機器などをそのまま使えるので無駄な予算を使わず低投資でスタートできるという、借り手にとって大きなメリットがあります。

居抜き物件を選ぶポイントとしては、まず、自分の経営するお店と同業種のものを選ぶこと。内装もすべてそのまま使えるのが理想です。

一方、食器や備品類は前の店のものは引き継がず、自身のお店のカラーを出すべきです。
お金を出すべきところ、抑えるべきところを明確にしておくことが大切です。

以前のお客様を引き継ぎたいと思って店名を同じにするのはマイナス効果です。
前の店のオーナーの話の半分は自己都合だと思って聞いておきましょう。

居抜きを取得する際、残ったリース料はオーナーに全額払ってもらう必要があるため、引き継ぐ場合には契約内容に十分注意しましょう。
また、厨房は飲食店にとっての心臓部ですから、しっかり試運転してチェックします。

競争が激しく居抜き物件が出やすい繁華街では、思わぬ掘り出しもの物件に巡り合えるかもしれません。まずは自分の足でコレと思える立地を探し、イメージができたら地元の不動産屋さんに相談しましょう。
居抜き物件専門専門サイトなどを利用するのもよい方法です。 

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